やまわか農園について
やまわか農園は三浦半島の先端、東京湾のスタート地点と言われる劔崎灯台や間口漁港の近くに位置しています。
台地の畑は、水はけもよく野菜や果実づくりに最適な環境。年中通して温暖な気候に恵まれ、海に面しているのでミネラル分が豊富な潮風の恩恵も受けています。
そんな自然環境に恵まれた土地で甘劇®ブランドの野菜や果実を育てています。
実は私、農業に専念し始めたのは2018年と最近なんです。
私は20代の頃、元々専業農家をやっていましたが、30歳頃に勤め人に転向。平日は勤めながらも細々と週末農家を続けていました。
でも本当は農業に専念したかった。でも農業を続けるには天候や災害に左右されることも多く経済的に不安定になることも覚悟しなければなりません。生活のことを考えるとなかなか踏み切れませんでした。
しかし60歳過ぎた一昨年、このまま終わりたくない!という想いがつのり、一大決心をしたのです。妻や息子を巻き込み、専業農家に戻りました。
念願だった農家に戻り、長年の想いが爆発している今。ついつい採算度外視で手をかけてしまいます。
私にとって野菜栽培は「子育て」のようなもの。自分の子どもを一人ひとり大事に育てるのと同じだと考えています。ツル一本折っただけでも怒るので、ちょっと異常なくらい過保護かもしれません。
ただひたすら地道に良い土作りを行い、とにかく手間ひま惜しまずに育てる。特別な農法で育てている訳でもなくシンプルですが、おいしく育てる秘訣はそれだけなんです。愛情を込めれば込めるほど甘く、おいしくなって返ってくるんです。
甘劇®ブランドの作物は、とにかく甘く、おいしくすることだけを考えています。
例えばスイカ。今の売れ線は消費しやすいサイズの小玉ですが、スイカの甘みと最高の食感を味わう醍醐味ならなんといっても「大玉」です。甘劇®の大玉スイカは生育が良ければ10kg超になります。
更に本当においしいスイカを作るため、1つの苗に対し実を1つしかつけないようにしています。通常は複数個の実をつけますが、それではうまみや甘みが安定しません。たくさん実をつけて売る方が当然儲かるのですが、それよりおいしいものをつくることを優先しました。その結果、2019年度は糖度14度以上のとても甘いスイカができました。
来年もうちの農園でできたスイカを食べたい!というリピーターも増えており、大変ありがたい限りです。
自信を持って販売できる作物ができたことから、2020年は甘劇®ブランドを始動させることにしました。
とにかくおいしい時を逃さず食べてもらいたい、という想いから直送や直売所で販売しています。特にスイカやとうもろこしは収穫したてが一番おいしい時。そこを味わってもらいたいからこそ、収穫体験イベントも企画中です。
野菜や果実の成長を共に楽しみ、おいしさを分かちあいたい。感激の言葉をいただけると私たちの励みとなり、また来年おいしい作物を作る原動力になります。
やまわか農園は「甘劇®」を食べていただく皆さまとの良い関係を作っていきたいと考えています。
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やまわか農園へのアクセス
メール:shop@yamawaka.jp